for LNP2
DOA 018
DOA018はオールドマークレビンソンLNP-2(L)に搭載されているFETインプット・アンプリファイアーモジュールのコンパーチブルモジュールとして開発された高性能アンプモジュールです。
コニシスが今までLNP-2(L)にコンパーチブルモジュールとして提供していたDOA0011は、フォノモジュール用、前段用、後段用と指定して提供していましたが、DOA018はオリジナルのLD-2と同じく全てのポジションで使用が可能になりました。
そして最大の特徴は、今までの当社の製品のDOA006やDOA011(製造終了)がオープンボードによる構成だったのに対してプラスティックモールドになったことです。オープンボードの利点は部品がオープンの状態で搭載されているので、トラブルに対処しやすいというメリットがありますが反面取り扱いが難しいというデメリットもあります。
そのため本体を送ってもらい当社にて交換という手順がどうしても必要でした。
今回、プラスティックモールドされたことにより取り扱いが簡単になり、海外からの要望にも応えられるようになりました。
また温度補償の点や部品共振周波数の低域化などによる音質向上のメリットもあります。
回路は2段作動増幅と出力プッシュプルバッファーの構成の高性能オペアンプ回路を基本にした、フルディスクリートの設計になっています。
初段の差動アンプは定電流動作でモノリシックのデュアルFETをドライブしています。
この初段FETが最も音に影響を与える重要なパーツです。
もちろん、リスニングテストで厳選された素子が採用されているのは言うに及びません。
2段目の差動回路は、選別されたペアの高音質PNPトランジスタによる、Aクラス動作領域を決定する部分です。
最終出力段は通常採用されるコンプリペアによるプッシュプルバッファーではなく、同一NPNトランジスタによる完全対称回路になっています。
その他のパーツも高音質の高級ディスクリート部品をふんだんに使用しています。
小容量の位相補償には天然雲母を使用しているマイカコンデンサ、カップリングやデカップリングにはドイツWIMA社の高品位フィルムコンデンサ、DCトリミングやアイドリング調整には高精度多回転サーメットトリマ等、高音質を実現のために、高級部品を贅沢に採用しています。
もともとマークレビンソンのコンパーチブルを目的に開発された製品ですが、このモジュールを使ったコニシス製品も開発していく予定ですのでご期待下さい。
※当社にて取り付け交換を行う場合は、保証は1年です。
お客様ご自身で取り付け交換を行う場合は保証が付きません。
JC-2、ML-1用/LINEアンプ・2セット
円(税込)
JC-2やML-1、LNP等、MLシリーズプリアンプ対応の外部電源も取り扱っております。
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